実践事例 — ブラウザ自動化 × API・システム間連携 (自社EC物販事業)
外部の変化に、止めずに追随する無人自動化
自社で運営するAmazon無在庫輸入のEC物販事業で、受注データの取り込み・仕入先サイトへの登録・通知メールの解析を無人で回す仕組みを構築・運用してきました。外部のサイトやメールの形式は予告なく変わるため、「変化に気づき、止めずに直す」ことを設計の中心に置いています。
課題
取引先サイトの構成や通知メールの形式は、ある日突然変わります。その瞬間に自動処理が静かに壊れ、気づいた時にはデータが欠けている——無人自動化の一番のリスクは、作ることではなく「回し続けること」にあります。手作業に時間を取られる問題と、この「静かに壊れる」問題の両方を解く必要がありました。
設計
土台は「判断はAI、実行はコード」——抽出・分類・翻訳のような判断だけを軽量なAIに任せ、書き込みや送信は決まったコードが行います (誤作動事故を構造的に防ぎ、AI利用コストも処理1件あたりコンマ数円程度に収まります)。その上に「止めない」ための装備を重ねています。処理が失敗したらその場で通知が飛ぶアラート、データの欠け・ズレを検知する整合性監査、そして形式変更が起きた時はAIコーディング支援で素早く修正して再開する運用です。
結果
- 受注データは15分ごと、仕入先サイトへの登録は30分ごとの無人実行を構築・運用してきた
- 形式変更が起きても「検知 → 通知 → 修正 → 再開」の型で、運用を止めずに追随できている
- AIの利用コストは処理1件あたりコンマ数円程度 (判断部分だけに限定する設計のため)
検知 → 通知
→ 修正 → 再開
→ 修正 → 再開
外部の変化で壊れても、運用を止めずに追随するための型 (アラート + 整合性監査つき)
15分ごと/30分ごと
受注データ取り込み/仕入先サイト登録の無人実行間隔 (自社事業で構築・運用した実績)
判断はAI
実行はコード
実行はコード
AIに「実行」を握らせず、書き込み・送信は決まったコードが行う設計方針
この設計の考え方は、代表 住吉のLinkedIn発信でも取り上げています。 LinkedInで見る ↗